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更新は稀ななぐり書き

格言:「うに」は海ではなく陸で採れる

2020年は「アトリエシリーズ」にハマって結構な数の作品を遊ばせて頂いたのでその感想を簡単に書きます。

内容が内容なので一応ネタバレ注意。稚拙な文なのであまり詳しくは書いてませんが

◆きっかけ

 2019年9月26日に「ライザのアトリエ」が発売しました。実に魅力的なふとももが強調された主人公ライザのキャラクターデザインは話題を呼び、Twitterなどでも多くの絵を散見しました。

この頃の私は「興味ないね」と言わんばかりに硬派ぶっていましたが、Twitterのフォロワーから発信されるスクリーンショットに魅了されて結局買ってしまいました。意思が弱い。

 自分はこの作品がきっかけで他のアトリエシリーズに触れました。実際他作品に触れてみてわかりましたが、「ライザのアトリエ」は色々新しい試みをしているように感じ、新規が入りやすそうだなと思います。

 この作品を遊んだのは思いっきり2019年なので今回感想は割愛しようかなと思います。

アーシャのアトリエ

実際に発売したのは2012年とかなり昔ですが、2019年12月25日に「黄昏シリーズ」の3作品セットになったデラックス版が発売され、その中に収録されている「黄昏シリーズ」の一作目です。

なので実際に遊んだのは2019年のクリスマスからですが、大体は年末なので感想を書きます。

 

ゲーム内に制限時間があったりマルチエンディングであったりと結構ゲーム的にはシビアな難易度で慣れるまでは手こずりました。

あと調合のシステムが全然違くて驚きました。全く同じでは無いとは思っていましたがどれも似ているものであるのだろうと始める前は思っていたので。

世界観は結構な終末世界ですが、話の展開はそれほどシリアスな感じでは進まないのでやりやすかったです。

ゲームサウンドも作品にとてもあっていてかなり好みでした。「北風のミュゼット」が好き。

主人公のアーシャがとてもかわいいですが、仲間になるウィルベルもとても好きで他の「黄昏シリーズ」を遊んだ後には一番好きなキャラクターになっていました。

大体の作品がそうでしたが、周回前提の作りなので自分は4、5周くらいしました。

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音楽のために仕事をしないで頑張ってる人(後ろの男性)の画像
 ◆エスカ&ロジーのアトリエ

「黄昏シリーズ」第二作目。「アーシャのアトリエ」と同じように、デラックス版に収録されています。

 

アーシャのアトリエ」と同じようにゲーム内に制限時間がありますが、期間毎に目標が設定されているので「アーシャのアトリエ」よりは何をするべきかが明確に分かってやりやすい作品かなと思います。

主人公はタイトルの通り、エスカとロジーの2人主人公で始めるときにどっちか選べます。私はエスカを最初に選んで2周遊び、3周目にロジーを選択しましたがどちらが最初でも問題無いと思います。多分。

2周目以降に引き継ぎ用の潜在を持ち込むために装備やアイテムに潜在を付けて分解するの密輸みたいで好き。

調合のシステムは「アーシャのアトリエ」とは違うが芯の部分は継承してる感じ。

PP拡張系潜在付与のジーゲルナゲットが万能すぎたのと永久機関+一撃必殺のポリフォニー毒瓶が最強すぎた。

前作からはアーシャは登場しないが、アーシャの妹のニオとウィルベル、エスカとロジーの上司としてマリオンとリンカなどが登場。お姉さん風吹かせるウィルベルさん好き。

前作同様マルチエンディングなので色々なエンディングがありますが、トゥルーエンドが一番好き。エスカとロジーは幸せになってほしい。

何故かアニメ化してるけど結局なんでこれだけアニメ化したのかわからなかった。アニメの内容はあまり記憶にないのであとで見てみようかなとは思っています。「なにがなんだかリンカさん!」のタイトルだけ覚えてる。

 

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恒例
シャリーのアトリエ 

 「黄昏シリーズ」の第三作目にしてシリーズ最終作(2020/12/31現在)。他2作と同様デラックス版に収録。

 

前2作品と違うのは時間制限が撤廃され、余裕を持って遊べるようになっています。エンディングはマルチなのでセーブデータを作って置くと全部見れますが、2人主人公なので最低2周は必要です。

主人公はシャリステラとシャルロッテの2人で2人共シャリーと呼ばれているので「シャリーのアトリエ」。シャリステラはわかるけどシャルロッテはシャリーじゃなくてシャルじゃない?みたいなことは思った。

自分はステラ(シャリステラ)を最初に選んでその後にロッテ(シャルロッテ)を選びました。ストーリーの芯は同じですが、ステラとロッテで少し違うテイストの話を1作品で体験できてお得です。

アーシャ、エスカ、ロジーはもちろんのことアーシャの師匠であるツンデレお爺さんのキースグリフさんも登場して最終作に相応しいオールスター展開です。他のキャラクターもたくさん出てます。リンカさん(ステラードのすがた)とか。

ウィルベルは皆勤賞。「アーシャのアトリエ」からずっと見ているとウィルベルの成長具合がとてもわかるし、作品内のイベントを見てからはシリーズで一番好きになってた。

調合のシステムも前作とは違うけどやっぱり芯は同じ。鈴作って錬金レベルを上げるゲームだった。

シリーズ最終作なので「黄昏」に迫る話。前作、前々作で撒いた色々な要素を回収していって大変満足でした。キャライベントはステラとロッテが仲良くなる姿に嫉妬するミルカのイベントとかマジで好き。

 ゲームサウンドは「雲烟飛動」が好き。でもサンドドラゴンくんはそんなに強くないのでゲーム内ではあまり聞けない。

 

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労働基準法は守りましょう

以上「黄昏シリーズ」の簡単な感想。詳しく話せないこととかもあるけどマジで面白かったしクリアしてしばらくは放心していました。

 

ソフィーのアトリエ

2015年発売の「不思議シリーズ」第一作目。

「不思議シリーズ」は比較的新しいシリーズで、結構な人気のイメージがあります。(実際ソフィーに関しては未だに新作のグッズ出てるのがすごい)

「黄昏シリーズ」と違ってすごい明るい世界観で高低差がすごい。暗い部屋から急に明るい外に出た感じ。

調べたら「黄昏シリーズ」が他と比べて暗めらしいのであっちが特殊らしい。

時間制限は無く、章立てでのんびり遊べました。

錬金術とは素材の声を聞き、願いを叶えて形にする」という錬金術のある種のテーマのようなものが存在していて、「ソフィーのアトリエ」ではこのテーマが物語の芯になって話が進んでいきます。

調合のシステムはパネルに素材を当てはめていくシステムで、素材ごとに形が違うのでパズルのような調合になっており、新鮮で楽しかった。錬金粘土最強。

主人公のソフィーはめっちゃいい子でかわいいので好き。ちょっとズボラなところも良くて人気になるのも頷ける。サブキャラだとテスさん好き。カフェ行くたびにドキドキしちゃう。

服変わるイベントあるけど服は初期の服が一番好みでした。服変わるイベント自体は好きです。

ドールメイクとかあまり弄れなかったのでそのうち弄ってみたいと思います。

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真理
フィリスのアトリエ

「不思議シリーズ」第二作目。ソフィーもそうだけど「不思議シリーズ」は「黄昏シリーズ」や「アーランドシリーズ」みたいなデラックス版がまだ無いのでPS4でそれぞれ買ったけどDX版Switchで出ないかな~と思います。他がSwitchなのでこのシリーズだけPS4なのちょっとスッキリしないので(個人的感想)

 

軽い時間制限があり、期限内に都まで行って錬金術公認試験に合格しないといけません。ただそこまでギリギリではなくむしろかなり余裕のあるスケジュールなので割とのんびりやっても間に合いました。50日くらい余った。試験会場に行くまでも試験みたいなところある。

錬金術公認試験に合格するとエンディング...というわけでなく、合格後に主人公のフィリスがこれから何をしたいかを探す旅が開始されます。フィリスと同様に自分も何をすればいいんだこのゲーム...ってなりましたが、「自分探しの旅」っぽさがいい。

ゲーム内容はフィールドがとにかく広くて、移動が大変でした。調合のシステムは前作と同様のパズル調合。加えて「超弩級調合」なんて調合があります。名前が強すぎる。

主人公のフィリスの師匠枠にソフィー先生が登場。登場シーン過激すぎて笑った。

あと痩せたオスカーが出てきてびっくりした。三作目ではまた太ってそうと思ったけど出てこなかった。

でもやっぱりフィリス×イルメリアなんですよね...これしか勝たん。キャライベントはマジで良かった。

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なろう主人公
 ◆リディー&スールのアトリエ

「不思議シリーズ」第三作目にしてシリーズ最終作。発売日は2017年なのでかなり新しめ。

主人公は双子の錬金術士のリディーとスール。ダブル主人公だけど2周する必要は無いしメニューで切り替えられる。キャラによって戦闘BGMやアトリエ内のBGMが変わるのめっちゃいい。

調合のシステムはいつものパズル調合に活性アイテムの新要素が追加。これがすごい重要で調合の幅はかなり広くて楽しかった。

シリーズ最終作なので錬金術士オールスター。風格が増したソフィー先生に、弓職(自動ホーミング付き)に転職したフィリスさんは「フィリスのアトリエ」のトゥルーエンドのフィリスさんなのでマジでなんでもやるしなんでも出来る人になってて笑った。

前作、前々作そして今作で散りばめられた色々な要素や想いがどんどん回収されていって、個人的に「不思議シリーズ」がこの作品で完成したという感じがとても強くて、感極まって泣いた。そのくらい良かった。

中に入れることが出来る「不思議な絵」の探索もめっちゃ楽しかったです。星彩平原が一番好き。

リディーとスールはリディー派だけどスールもめっちゃ好き。メルヴェイユで隠れて派閥戦争発生してそう。

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無職煽り

 以上が「不思議シリーズ」の感想。プレイ後にもしかしたら自分「不思議シリーズ」めっちゃ好きかも...みたいになったのでオススメです。

 

ロロナのアトリエ

「アーランドシリーズ」第一作目。2009年発売とめっちゃ古いけどデラックス版で三作目まとめて買えます。

デラックス版の「ロロナのアトリエ」は「新・ロロナのアトリエ」ベースなのでここでの感想は「新・ロロナのアトリエ」の感想になります。

アトリエシリーズ」の顔みたいな作品。これがきっかけで知名度が一気に上がった印象ある(個人的見解)

時間制限あり、マルチエンディングの周回前提の作り。時間制限久々過ぎてめっちゃ大変だったし時間的な余裕がなかなかにシビア。課題をこなすだけなら出来るけどキャライベントの回収がマジで難しい。交友度上げるの難しすぎる。

調合のシステムはすごいシンプル。混ぜるだけ。素材が基本なんでも中和剤になるのすごい。

主人公のロロナがアトリエ閉鎖を防ぐために国からの課題をこなす話。アストリッドが迷惑すぎる...

いい意味で「仕事」をしている感がすごい。まあ「冒険」してる場合では無いのでそれはそう。

外に出るときはステルクさんがめっちゃ強くて頼りになった。剣士は正義。でも顔は怖い。苦労人なので魔物に倒されるより前に普通に心労で死にそう。

ホムンクルス見て「あっ同人誌で話の種になるやつだ!」みたいになるのやめたい。

新・ロロナには後日談があるけど、まだやってない。トトリとメルルもクリアしたからいつかやりたいとは思ってる。

 

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アーランド王国で一番盛り上がる祭りはキャベツ祭だ!
トトリのアトリエ

「アーランドシリーズ」第二作目。デラックス版収録。

時間制限ありのマルチエンディング仕様。難しすぎワロタ。

主人公のトトリが冒険者になる話。故郷のアランヤ村とアーランドと2つに拠点があるので作中で行ったり来たりする。拠点が2つあるとどっちに腰を重くしていいかわからない(多分アーランド?)のとサブイベントが豊富で回収が大変。メインの冒険者ランク上げもまあまあ難易度高くて一周目は普通に目標達成出来ずに延長戦に入れなかったのは苦い思い出です。

エンディングもまだ全部回収できていないけどとりあえずミミENDは見れた。トトミミは正義。

最果て村に行く一連のストーリーがお気に入り。フラウシュトラウト強すぎ問題。

調合のシステムはロロナのアトリエと似てる。というかほぼ同じ感じ。

ゲームサウンドは有名な「Yellow Zone」と「Red Zone」をゲーム内で聞けて感動した。

難易度難しいけどトトリはかわいいし、サブイベントたくさんあって楽しいので時間あったらもう一回やり直したいなぁと思います。

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ちむちゃん刑務所

 

メルルのアトリエ

「アーランドシリーズ」第三作目。シリーズ最終作...では無かった。デラックス版収録。

時間制限ありのマルチエンディング仕様。「トトリのアトリエ」と比べるとかなり簡単でした。

アールズの姫様のメルルがアールズ錬金術で開拓するお話。課題が出るので解決していきながら開拓する。期限内に人口増やすのが結構大変でした。

メルルの師匠はトトリ先生。あと何故か小さくなったロロナ先生が出てくる。大体アストリッドが悪い。

錬金術の合作して大きな問題を解決したりする展開は王道だけどとても好き。

あと月ごとに新聞が出たりするのも凝っててすごい好み。新聞見るだけで楽しい。

錬金術士オールスターで前作、前々作のキャラもたくさん出てシリーズ最終作感がすごいけどシリーズ最終作ではないのが驚き。実際「メルルのアトリエ」と「ルルアのアトリエ」の間空きすぎてるし、当時は最終作だと思われてそう。

調合のシステムは同じ。開拓用の調合品は要求数がそれなりに多くて業者感あった。鋼材とかヤバい。

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水着DE盆踊り大会気になる

 

◆ルルアのアトリエ

「アーランドシリーズ」第四作目。「ライザのアトリエ」の前に出たアトリエシリーズなのでかなり新しめ。

時間制限はなし。エンディングはマルチ仕様。

主人公のルルアはロロナの娘とういうことはTwitterで情報見た記憶があったので覚えてたけどピアニャが師匠枠なのは流石に椅子からひっくり返った。公式サイト見ないで始めたことが功を奏した例。

調合のシステムとかも過去の「アーランドシリーズ」とは別物で色々な要素があるタイプの調合で楽しめた。

アルケミリドルという不思議な本を解読しながら話が進んでいきますが、特定の動作を行うと解読出来るのでレシピ発想みたいな感じでした。

綺麗なアールズやアーランドを歩けるだけでもかなり楽しかった。欲を言えばアランヤ村にも行きたかった。

やる前は蛇足になるかと心配したけど新しい時代への「継承」の物語として非常によく出来た作品だなと思いました。ロロナENDの最後のイベントスチルがロロナのアトリエの旅ENDと同じ構図なの反則すぎる。

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カレー屋さん

以上が「アーランドシリーズ」の感想でした。有名なシリーズだけあってとても面白かった。

 

ライザ2の感想も書こうとしたけどまだ発売して間もない(本音は書くの疲れた)ので割愛。

 

終。